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遅刻ギリギリになりながらも、小学校へ通っていたしーちゃん。
そして卒業!普通だったら、喜びいっぱいの卒業式! でも、しーちゃんにとってはこれから始まる、中学校と言う大きな壁に どう立ち向かっていくか、親としては不安でいっぱいだった。 まずは中学校は小学校より、随分家から遠いということ(歩いて20分) 歩いて5~10分の小学校へも遅刻ギリギリで行っていたのに 果たして中学へはちゃんといけるかどうか不安だった。 そして、しーちゃんは物の管理が出来ない! 中学は教科書を含め、副教材やプリント(親でさえわけがわからない物)が いっぱいでその管理が出来るかどうかも気になっていた。 そして中学へ入学・・それでもしーちゃんには仲の良い友達が3人いた。 その子達は頭がよく面倒見もいい。 入学して1週間はその子達と学校へ行くから・・とはりきって早く起きて 出かけていた。そしてその中の1人が必ず、学校へ行く前に持ち物検査をして くれるらしく、忘れ物がないかチェックしてくれていた。 このままこれが続いたら・・・でも果たして・・続くか・・それも気になっていた。 そして1週間が過ぎた頃、クラブ活動も始まり、一番面倒見がよかった子が テニス部に入り、朝連に行くようになって一緒に登校するというのがなくなり しーちゃんの生活が変わり始める!! まずは・・・なかなか学校へ行かなくなり、行く前になると必ずトイレに入り 長い用を足すようになった。 それでも最初のうちは「遅れる旨を学校に告げて、私が連れて行っていた。」 それが何日か続き・・・・不登校へと突入することになる。 そう・・・中1の6月の末にはすっかり不登校生活を送ることになる。 そう言えば・・余談だけれど・・・そんな夏休みに・・・・家族で心霊現象の テレビを見ていたところ・・・・・・急にしちゃんが・・・・・ 「私・・小学校2年生の時、1階のトイレで何か見たんよね。 じゃけん、1階のトイレには行かなくなったんよね。」と突然言った。 えっ???だから???小2の秋??? それって頭が持ち上がらなくなった時期と同じじゃん。 何だか背筋がぞ~っとした。 後に広汎性発達障害とわかって、関連する本を読みあさってる時に 「発達障害児は得てして見えないものが、実在するかのように 見えることもある。」と書かれていた。 それって、覚せい剤常習犯が見る幻覚症状に似ているのだろうか???
by kimamak
| 2006-09-03 15:54
| しーちゃんの歩み
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